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One Point Column

今月のスパイス(10)
フェンネル(ウイキョウ)

フェンネルはセリ科の多年草のハーブで地中海が原産で、4000年前に古代エジプトで栽培されていた最も古い植物の一つです。ファラオの医学書には、フェンネルシードが利尿薬、消化薬、鎮痛薬として使われていたと記載されているようです。日本での和名は、茴香(ウイキョウ)と呼ばれ、平安時代に中国から渡来。甘い香りと苦味が特徴で消化促進・消臭・肥満予防に効果があると言われ、香辛料やハーブとして利用されています。

”フェンネルの芳香は、女性ホルモン(エストロゲン)と同じ働きをするフェスエストロゲン(植物性エストロゲン)が豊富に含まれている。北米更年期学会(NAMS)の研究班の調査から、女性の更年期障害のほてり(ホットフラッシュ)や不眠、不安の症状の改善に効果が出ると判明している。〈Wikipediaから抜粋〉”

アーユルヴェーダとしては、ワータ・ピッタ・カパの全てのドーシャを鎮めます。ピッタを増悪させずにアグニを強め、腹痛を軽減、腸内のガスを消散。急性の腹痛や下痢にも効果的。同じく冷性のクミンやコリアンダーとブレンドして使うと効果的です。こどもや老人の消化力低下にも最適。神経を鎮める作用もあり、その香りが精神に作用し、頭脳を鋭敏にさせます。熱性スパイスのこしょうなどで刺激が強すぎる消化力の弱い人によく使われます。食後に取れば、口臭を防ぐ効果もありますので、食後のフェンネル茶をぜひお試しください。

 フェンネル茶 (引用先:アーユルヴェーダカフェ)

材料(2人分)

フェンネルシード小さじ1強

水ティーカップ2杯

粗糖適量

作り方

①小鍋でフェンネルを乾煎りする

②香ばしい香りが出てカリッとしてきたら、水を入れて5分煮る

③粗糖で甘みをつける

④茶こしでこして飲む

*通常の使用範囲では安心して使えるハーブです。妊娠中・授乳中の使用に関しては、問題は確認されていません。フェンネル精油やアルコール抽出物は妊娠中や授乳中に使用は避けてください。まれにアレルギーを引き起こす場合があります。

〜上手にスパイスを使って、快く美しい毎日を〜 arkakiranah