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ディナチャリア-1

ディナチャリアとは

ディナチャリアとはサンスクリット語でディン(1日)とアチャリア(養生法)を組み合わせた言葉です。
つまり、アーユルヴェーダにおける健康的な1日の過ごし方、理想的な1日の過ごし方を言います。
アーユルヴェーダでは、人間も自然の一部と考えます。
その為、意識して自然のサイクルに沿った生活をとりいれていくことが大事。
そこでディナチャリアを知る為には、アーユルヴェーダでいう3つの性質(ドーシャ)を
理解することが大切です。

3つの性質(ワータ・ピッタ・カパ)は五大元素(空・風・火・水・土)の組み合わせで出来ています。
更に時間帯によってそれぞれのドーシャが優位となります。

→ワータ(空・風)
 性質:軽い・乾燥・冷たい・俊敏・活動的
 時間:2時〜6時 14時〜18時

→ピッタ
 性質:燃える・熱い・脂性肌・多汗・情熱的
 時間:10時〜14時 22時〜2時

→カパ
 性質:重い・遅い・冷たい・浮腫・辛抱強い
 時間:6時〜10時 18時〜22時

1日の中でそのドーシャが優勢になる時間帯に適した行動をとることで、
本来持っている自然の生き方により近づけた過ごし方ができ、健康で幸福と考えます。

次回からは時間帯に合わせたディナチャリアをお伝えして参ります。