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更年期症状 体型・体重変化について

「加齢とともに痩せにくさを感じていたけど、更年期になって拍車がかかった!」という人もいれば、「更年期で体調に影響が出やすくなってから、食が細くなり痩せてしまった…」という人も。いずれにせよ、更年期には体重・体型が大きく変化する人も多いようです。その原因や対策を知ることで、日々の生活をできるだけ快適に🍀過ごせるよう、ヒント💡を見つけてください!

更年期症状にはさまざまな不定愁訴がありますが、どれもが体験した人にしかわからないつらさがあります。一方で、「体感する」症状とは別で、体重の増減や、他者にもわかるほど体型に変化が見られる人が多いことも更年期の特徴といえます。

アーユルヴェーダ的体質分類では、水の質💧カパが多い方は太りやすい傾向に。風の質🌪️ワータが多い方は痩せてくる傾向にあります。

私はカパの質が多いから、太ったーーーーーー!!⛄️10年で10キロ😱

これはアーユルヴェーダ的生活を心がけていても、なかなかあらがえないものだと感じます。

自分の体質や傾向を事前に知ることで、更年期でも健康的に体重と体型をコントロールして、気遣えるようにしていきたいですよね。

更年期障害 体型・体重変化が起こる原因

多くの人が、更年期になると脂質代謝が変わることで太りやすくなり、体型が変わっていきます。”
食事量や内容を変えていなくても太る“という実感が多いもの。若い頃は筋肉量も多く基礎代謝が高いため、何もしなくてもカロリーを多く消費できるのが、年齢とともに基礎代謝量が減ってしまうと、同様にカロリー消費量も減ります。そのため、食事量や脂質の摂取を以前と同じように続けると、太りやすくなるのです⛄️。 

また、更年期症状の原因である女性ホルモンの減少も、体重増加と関係しています。 女性ホルモンのエストロゲンは、排卵🥚や月経に適した身体づくりをするほか、脂肪の代謝を促す役目があります。更年期を迎えてエストロゲン分泌量が減る⤵️と、脂肪代謝が悪くなって内臓脂肪がたまりやすくなり、太りやすい体質になってしまいます。

しかし、一般的に太りやすいとされる更年期に、逆に痩せてしまう人もいます😱。更年期を迎えると消化器の働きが落ちるため、食欲不振にもなりやすくなります。また、更年期症状の一つでもある自律神経の乱れも影響します。なぜなら、胃は自律神経の影響を大きく受けるため、胃もたれや胸焼け、胃の

痛みを起こしやすくなります。エストロゲンは粘膜を作るときにも必要なホルモンでもあるため、更年期は胃の粘膜が弱りそれで食欲不振に陥ってしまうという人もいるのです😢。

更年期障害 体型・体重変化 簡単にできる対処方法

女性ホルモンの減少やそれに伴う自律神経のはたらきの乱れは、体重の増減そして体型変化にも影響を与えます。健康的な痩せ方や太らないようにする習慣として、運動と食生活を見直すことが望ましいでしょう。

運動は、少し息が上がる程度のウォーキング🚶などがおすすめ。ウォーキングは腕を振りながら歩く全身運動のため、筋肉に程よく刺激を与え、全身を引き締めながら落としていくことが期待できます。ただし、更年期症状でもある突然の吐き気やめまいがある人、それらを起こしそうで不安な人は、自宅内での踏み台昇降もおすすめです。1日30分以上、週3日以上の運動を目安に、脂肪を燃やす🔥ことを心がけてましょう。

一般的に食事🍽️に関しては、まずはバランスよく食べることが基本。そのバランスは栄養だけでなく、食べる量やタイミングも同様です。できるだけ毎日時間をずらさずに三食、そして主食・主菜・副菜の3つのバランスで食べることを基本にします。「副菜」から食べ始めると、血糖値の急な上昇を防ぎ、脂肪や炭水化物を吸収しにくい体に。ゴボウやレンコンなどの食物繊維が豊富な根菜類や、キャベツ、きのこ類などをよく噛んで食べるとよいでしょう。次に肉や魚などの「主菜」を食べ、最後にご飯やパンなどの「主食」をいただきます。ゆっくりよく噛んで食べることでお腹が満たされやすくなり、糖質の摂りすぎや吸収を抑えられます。

アーユルヴェーダ的には、食べる順番の基本が少し変わります。

消化に時間がかかるものから食べて(お肉🥩とか、根菜類など)、消化の早いもの🥗を後から食べます。また、食事は1日3食とは決めずに、「お腹が空いたら食べる」ということを一番に考えます。なぜなら、前に食べたものが消化し終わってから次の食べ物を入れたいからです。そうしないと「アーマ」という未消化物が溜まってしまうからです。お腹が「ぐ〜〜〜」となるのは、「消化終わったよ〜👍」のサインです。

「ぐ〜と鳴ったら食べる」と良いのです。

このように、食べ方にはいろいろな説がありますが、これはどれも正解!!なのでしょうが、一間自分がどのような状態か、で食べ方も選ぶと良いと思います。例えば、糖尿病の人、または血糖値が上がりやすいという人は、副菜や野菜から食べて急激に血糖値を上げないようにします。

痩せたい人は、朝食に炭水化物をを充実させて代謝ができる体を作り、昼夜は炭水化物を控えるなど。

アーユルヴェーダでも、体質に合ったダイエット法、食べ方などがあります。更年期の体重、体型変化も、まずは「自分を知る」ことから始めると良いでしょう。

大豆イソフラボン摂取で、健やかなからだに!

植物性の女性ホルモンと言われる「大豆イソフラボン」は、分子構造が女性ホルモンのエストロゲンに似ているため、体の中で女性ホルモンのような働きをしてくれます。また、脂質代謝をサポートする働きも。

更年期でエストロゲンの分泌量が減っていく体に、ダイエットサポートだけでなく、あらゆる更年期症状を和らげる効果も期待されるので意識的に大豆イソフラボンを摂取するのもおすすめです。

ただし☝️

大豆イソフラボンは腸の中で「エクオール」という成分に分解できなければ、女性ホルモンの働きにならないって知っていましたか?そしてこの「エクオール」に変換できる人は、女性全体の半分くらいと言われているのです。

えーーーーー🤪!?とびっくりされた方も多いでしょう😎

そうなんです!大豆製品をとればOK!ということではないのです。もちろんこれは「女性ホルモンと似た働き」という意味です。大豆イソフラボンは他にも体に良いことたくさんあるので摂ってくださいね😅

話を戻して、では自分はエクオールに変えられるか?知りたいですよね。
はい、検査キットを使って確認できます。尿をとって郵送すると、結果をネット上で知ることができます。

ちなみにこれ、私やってみました

な、ん、と!!「エクオールにならない人」でした⤵️残念💦

では私のような人はどうしたら良いかと言いますと、直接エクオールを入れちゃえばいいじゃん!ってことなのです。はい、その製品もあります。いくつかメーカーさんでサプリメントが出ていますので、

「エクオール」で検索してみてください😀

植物性女性ホルモンと言えば、アーユルヴェーダでは「シャタバリ」がおすすめ🌿

アスパラガス科の植物で、根っこの部分を使用します。サプリやハーブティーもありますし、マッサージオイルの中にもエキスが入っているものが、アーユルヴェーダマッサージオイルには多いのです。これらのものは、太っていく人にも痩せていく人にも、更年期には有効なアイテムです。

痩せていってしっまう人は、滋養が高く、温かいものを食べて、セサミオイルでマッサージすると、お肌がふっくらしますよ👍

それぞれの体質で変化の仕方は違うけれど、自分に合った方法で快適な日々を送りましょうね〜👋

arkakiranah アーユルヴェーダセラピストMaki