ハーブシリーズ(4) カモミール

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ハーブティーといえば”カモミール”という人も多いとようで、ティーにして飲むことでよく愛用されているハーブですよね。乾燥した花がそのまま入った、見た目にも華やかなハーブティーとして記憶している人もいると思います。カモミールはティーのほか、スキンケアやヘアケアといった美容アイテムやアロマセラピーなど幅広く使われ愛されています。

カモミールは、ドイツでは「母なる薬草」といわれ昔から親しまれているハーブです。カモミールの中でもティーとして一番多用されているのが、ジャーマンカモミール。このジャーマンカモミールは、体を温める働きがあり血行不順の改善や保湿効果をもたらすとされています。他にも、胸焼け、胃炎、生理痛、冷え性、不眠など幅広い薬効があります。冷えによる頭痛、偏頭痛にも、カモミールを摂取すると体が温まり、鎮痛作用が痛みを和らげます。温めながら炎症を抑えて痛みを改善するという点では、下痢した時にティーにして飲むのも良いとされています。他にもカモミールは抗アレルギー作用、止瀉作用、乾燥による肌のかゆみを鎮めます。温浴効果を高めるので入浴剤にしたり、温湿布にするのもおすすめ。美白成分としてヨーロッパの化粧品に数多く含まれ、破れた毛細血管を修復して肌の弾力を高め、シワやシミを予防します。ニキビなど皮膚炎症を鎮静させる効果も。また、整腸作用もあるので便秘解消や美肌効果の期待もできます。

ストレスにより抵抗力が落ち免疫を下がることで、風邪やアレルギー症状が出たりしますが、その際にカモミールを取り入れると疲労回復になるといわれています。不安、不眠にも良く寝る前に飲むとやすらかな眠りを誘います。カモミールティはミルクを入れてカプチーノ風にしたり、スープに入れるなどアレンジも幅広く楽しめます。

おだやかに作用するので、子供の服用にも適しているため家族みんなで使えるハーブです。

〜上手にハーブを使って、快く美しい毎日を〜 arkakiranah　