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更年期症状 むくみ について

足がむくんで靴がきつくなった…、毎朝寝起きに顔が腫れている…、一度むくんでしまうと長引く気がする…、もともとむくみやすかったのが更にひどくなった気がする…。そんな声も、更年期症状としてよく聞こえてきます。今回は、更年期のむくみの原因やおすすめの対処法についてお伝えします。日々の生活をできるだけ快適に過ごせるよう、ヒントを見つけてください!

女性は特に、夕方になると足のむくみを感じやすかったり、生理のときなど体が全体的にむくんでいる日があったり、季節や環境によってもむくみやすくなる人が多いものです。特に、更年期になるとエストロゲンの減少により女性ホルモンのバランスが乱れ、血管の収縮や拡張をコントロールしている自律神経の乱れによって血行が悪くなるため、むくみが出やすいと言われています。また、加齢による筋力低下によってリンパの流れが悪くなることも原因の一つで、体に冷えのひどい人もむくみがちとされています。

40代前半まで むくみ知らずだった私も、更年期に突入すると「むくみ」が気になるようになってきました!
気になるのは特に「足」 座りっぱなし、あるいは立ちっぱなしで一日仕事をするなど、同じ姿勢や状態で足を動かさない時間が長いとむくんできます😱あきらかに血行、代謝が悪くなっているのを感じます。

更年期障害むくみのトラブルが起こる原因

血液やリンパの流れが悪くなると、細胞と細胞の間に水分と老廃物が溜まり、「浮腫む(むくむ)」状態になります。むくみは静脈やリンパ管の流れが停滞することによって、うまく水分や老廃物が排出されずに皮膚の下に溜まってしまうことが主な原因です。しかし、血流や代謝異常の他にもあらゆる病気が隠れている場合もあるので気をつけて体を見るようにしましょう。

【こんな症状に心当たりがある場合は、早めに医師に相談することをおすすめします】

●尿の量が少なくなったり、血尿が出る
→腎機能低下や腎臓の病気の可能性があるため、内科や泌尿器科の受診を

●体のむくみに加えて、胸の痛みがあったり呼吸が苦しい
→心不全など心臓の病気の可能性が。血液循環に問題があるかもしれないため、循環器科や内科の受診を

●皮膚を指で押さえて凹ませても、元に戻るようなむくみが全身にあらわれる。食欲は無いのに体重が増加。寒がり且つ汗をかきにくい。
→甲状腺機能低下症や橋本病の可能性も。内科や内分泌科の受診を

●下剤、利尿剤を服用している
→下剤や利尿剤を服用していると、むくみが出る場合も。自己判断せず、薬剤師や医師に相談を

●乳がん、子宮がん、卵巣がんなどの手術を経験。術前より片方の腕や足が太くなった。皮膚をつまんでもシワが寄らず、皮膚に厚みを感じる。
→腕がむくんだり、片足だけむくむ場合はリンパ浮腫の可能性も。重篤な症状になる前に手術を受けた医師に症状の相談を

●長時間同じ姿勢でいた後などに主に下半身にむくみがでる
→時間が経てば自然と治るはずですが、翌日もむくんでいたり、長引くようであれば内科受診/検査を

更年期障害むくみ簡単にできる対処方法

〈アーユルヴェーダ的 むくみにつながる症状の緩和に有効だと思われる方法〉

アーユルヴェーダ的に、むくみをとる、むくまないようにするには、なんと言ってもオイルマッサージです👍

セサミオイルは、抗酸化作用が高く、保湿効果も抜群!デトックス効果やバックエイジング効果もあります。冷えを解消し、むくみを感じる部分や体全体をマッサージすることを習慣化すれば、

“むくみ知らず!!”な体へ💪

ということで、まずはオイル選びです。

  1. 太白のごま油を使用 

スーパーでも売っている太白のごま油(無色のものが良いかな)をマッサージオイルとして使用します。必ずではありませんが、キュアリング(加熱処理)をすることによって、オイルがサラサラになってマッサージしやすくなりますし、抗酸化作用が高くなり、肌への吸収力も上がります。
(面倒だー!という人は、そのまま使用してもOK 😁)

<キュアリングの仕方>
・お鍋に太白のごま油を入れる
・100度になったら火を止める
・少し冷ましてから保存瓶に入れる(または元の瓶に入れる)

<マッサージの仕方>
お風呂やシャワー前でも後でもOK。前に行う場合は、オイルマッサージ後は洗い流してOKです。
後に行う場合は体についた水分をよく取ってから体が乾いた状態で行なってね☝️
むくみには発汗することも大切なので、マッサージ前でも後でも湯船に浸かってリラックスしましょう♨️

・腰とお腹に円⭕️を描くようにオイルを塗り込む(腰とお腹はアーユルヴェーダ的 体の要だから)

・むくみが気になる箇所、リンパ腺がある箇所、冷えている箇所にオイルをよく塗り入れる
*足の場合は、ふくらはぎ、くるぶしの周りをクルクルと、ひざ裏をよくマッサージすると良いです

・足の指や手の指、指の間にも塗るとさらにgood👍

2. アーユルヴェーダのマッサージオイルを使用

体質や症状別に薬草などを入れたアーユルヴェーディックマッサージオイルはインドやスリランカから個人輸入もできますし、日本の代理店も販売しています。それには自分の体質や、オイルの特徴、効果効能を知る必要があります。

もちろん、アーユルヴェーダマッサージを行っているサロンへ行く場合は、セラピストさんによく相談して選んでもらうのが良いでしょう。

ご自身で購入してセルフマッサージする場合は、オイルの特徴などをよく読んで選んでくださいね。

また、ご自身で行う場合は最初にオイルのパッチテストを行ってから使用しましょう。
オイルを少し、手や腕などに塗って5分ほどでかゆみや赤みなどが出なければ、使用して大丈夫です。

アルカキラナでは、パーソナル体質カウンセリングをオンラインで行なっております。
オイルを選んでもらいたい、自分の体質を知りたい、体のことで聞きたいことがある、という方はご相談ください。

https://arkakiranah.world/personal/

お顔のむくみを取りたい方は akモイスチャーオイル#11をおすすめします!
アムラやモリンガをセサミオイルに配合し、ほのかなラベンダーの香りに癒される保湿力抜群のオイルです。

https://arkakiranah.world/products/

メイク落としとフェイシャルマッサージを同時に行ってしまいましょう!

オイルをワンプッシュ手に取り、顔全体に塗布してマッサージ!目の周りは優しく、頬や顎はしっかりマッサージしましょう。そのまま首もマッサージ。ティッシュでオフして洗い流してください。
洗い流した後もしっとりと潤い、メイクもしっかりオフできます。

洗顔の後、モイスチャーローション(化粧水)をつけ、もう一度akモイスチャーオイル#11をなじませて保湿します。

血行を促すことがむくみ防止の第一歩!

むくみにくくするために日頃から血行の流れが悪くならないように気をつけたいですね。運動や半身浴を行う、そして根菜類・香味野菜など体を温めるものを食べるように心がけましょう。カリウムの多い食事を取ることもおすすめ。お酒の飲み過ぎ、就寝前の水分・塩分の取り過ぎ、睡眠不足、血行を悪くする締め付ける服や下着は避けましょう。日々のちょっとした心がけが、つらいむくみを防ぐポイントです。無理なく、やっていきましょう!

アーユルヴェーダセラピストMaki