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ハーブシリーズ(5) ジャスミン 

ジャスミンは、モクセイ科モクセイ科ソケイ属の植物の総称です。アジアからアフリカの熱帯や亜熱帯地方が原産とされ、世界に約300種という多数の種類があると言われています。ほとんどが白色または黄色の花を咲かせ、花は強い芳香を持つことから、香水やお茶の原料になります。種類によっては強い毒性を持つものもあるので、注意が必要です。

「ジャスミンといえばジャスミンティー🫖」というほど、お茶を愛飲する人も多いと思いますが、ジャスミンティーには”いらだつ神経を鎮めリラックスさせる働きがある”と言われるので、それを知らずともストレスフルな日々で自然とジャスミンティーをチョイスしているかもしれませんね。実際に、抑うつ的な気分を楽にさせてくれ気持ちが明るくなる☀️ので、沈みがちな時ほど飲むようにする人も多いようです。また、さっぱりとした後味なので、食事中や食後に愛飲するという意見も多数。おだやかなジャスミンの花🌼の香りは食事の邪魔をしないので、烏龍茶や麦茶などに並び、現代の日本ではとても飲みやすいポピュラーなお茶の仲間になっていますね。

ジャスミンの効能は気持ちに明るさをもたらすだけでなく、性欲を増進させる効果もあるとされ、「絶世の美女👸」と言われたかのクレオパトラが媚薬として愛用していたというセクシーな逸話もあります。花言葉も「官能的」「好色」といったものがあるのです。最近では、心因性の性機能障害の改善に役立てられることもあるそうで、男女問わずホルモン分泌の調整に役立ってくれるようです。

ジャスミンの精油は1kg採取するのに対し1tの花弁が必要とされる、とても高価なものです。エキゾチックで濃厚な香りを放ち、アーユルヴェーダでもジャスミン エッセンシャルオイルをマッサージオイルに混ぜてアヴィヤンガ(オールハンドマッサージ)に使用したり、芳香浴としてもよく用いられています。

〜上手にハーブを使って、快く美しい毎日を〜 arkakiranah