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スパイスシリーズ(16)
バニラ
皆さんもよくご存知のバニラ。
アイスクリームやプリン、クッキーなど甘いものに入れることの多いスパイスですね。
バニラは1500年代、メキシコを支配していたアステカ民族の皇帝に、支配されていた部族たちがバニラ入りの
チョコレートドリンクを献上するのが習わしだったそうです。
(ん〜おいしそう💕)
その後バニラを輸入したスペイン人たちが、“さや”の意味である「バイナ」という言葉から「バニラ」と名付けられるようになったとか。確かにバニラはさやの部分を香料に使いますよね。
アーユルヴェーダ的にいうと、バニラの甘い香りはカパ(水の質)が上昇しますので、甘いものや乳製品に入れればさらにカパ度上昇して、むくむ、鼻詰まりなどを起こしかねません。
カパの質が高い方は摂るのを程々にしましょう。
一方、緊張緩和や不眠にも効果的で、穏やかで幸せな気持ちにもしてくれるバニラは、ワータ(風の質)やピッタ(火の質)が高い方に効果的と言えるでしょう。
〜上手にスパイスを使って、快く美しい毎日を〜 arkakiranah