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スパイスシリーズ(4)
フェヌグリーク

春眠暁を覚えず　春は眠くて体がだるい感じがありますね。これはアーユルヴェーダ的にいうと、カパという水のエネルギーが高くなる季節。重く冷たくにぶいという性質がある時期で、体は重く冷たく、湿気が内にこもります。このような性質カパを鎮めてくれるのが、このフェヌグリーク。マメ科の植物でタンパク質やビタミン、ミネラルが豊富なのでベジタリアンの方にもおすすめ。血糖値の上昇を抑え、コレステロールを下げ体脂肪を落とします。また、生理痛の緩和や乳母不足、美肌効果、疲労回復にも役立ちます。昔は安産のためにも使用されていたようです。古代エジプト人は、種から作ったペーストを体に塗って体温を下げたり、ミイラにするため死体にも詰めていたようです。お香にも使っていたようなので、消臭効果もあるのでしょうね。苦味が強いので、カレーを作るときのスパイスとして入れたり、お水に種を入れて沸かし冷めてからハチミツを入れてお茶として飲んだりするのがおすすめです。

〜上手にスパイスを使って、快く美しい毎日を〜 arkakiranah