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更年期症状 頭痛について

「最近、頭痛が起こる頻度が増えた」「急激な痛みを感じたかと思ったら、なんとなくこめかみ辺りがモヤっとする時も…」など、更年期を迎えてから、今まであまり頭痛が起きなかった人にも症状が出たり、もともと頭痛持ちの人はそれがひどくなると言った声はよく聞かれます。今回は、頭痛が起きてしまう原因やしくみについて、またおすすめの対処法についてお伝えします。日々の生活をできるだけ快適に過ごせるよう、ヒントを見つけてください!

閉経を迎える時期が来ると、女性ホルモンの分泌の低下により、さまざまな体と心の不調が出やすくなります。更年期症状として起きる不調は幅広く、頭痛もその一つです。更年期の頭痛の多くは「緊張型頭痛」と「片頭痛」の2つに分けられると言われます。 「緊張型頭痛」は、頭全体がきつく締めつけられるような痛み⚡️で、首や肩のこり、目👀の疲れ、ストレス😓などによって起こることも。 「片頭痛」は、突然、頭の片側に脈打つような痛みが出たり、光や音に敏感になって過剰に反応するようになったり、吐き気をともなう頭の痛み、歩行中や階段を上り下りしているときに症状が悪化するなどです。緊張型頭痛も慢性的な頭痛に当てはまりますが、更年期の症状としては片頭痛のほうが出るケースがより多いとされています。

アーユルヴェーダ的に言うと、「片頭痛」は「更年期」でなくても、華奢で乾燥肌、動くのが大好きなワータ
体質の人に多い症状です。ワータ体質の人は非常にアクティブ!🏃‍♀️動くのが大好きなので、自分が疲れていても、疲れを認識しないで、休みの日も、仕事でも常に動いています。

頭の中も一緒で、常に何かを考えているため🤔、眠りが浅く、脳🧠も休めません。その「動きすぎ」で片頭痛が慢性的に起こります。寝不足🥱や、質の良い睡眠😴が取れていないと言うのも原因の一つかと思われますね。

「緊張型頭痛」も主にワータの悪化で起こりますが、その中でストレスを感じた時、怒りが伴うと、ピッタ性の頭痛が発生します。「頭にくる」と言う表現がありますが、まさに怒りすぎて火の力🔥ピッタが増大し、頭痛がおきます。

更年期障害 頭痛が起こる原因

更年期症状の一つである頭痛は、更年期の早い時期に出やすい症状とされています。女性ホルモンの分泌低下に体が反応し、自律神経のバランスに乱れが生じることによって、頭痛に加えてのぼせやほてり不眠やめまい、不安やイライラ感など、体力的・精神的な不調が出始めるようになります。

片頭痛の場合、卵胞ホルモン(エストロゲン)の減少が原因とされています。卵胞ホルモンは妊娠・出産のほか、血管や筋肉、骨や脳内神経伝達物質などの状態を正常に保つために重要な働きをするのですが、更年期には卵胞ホルモンの分泌が少なくなるとされています。卵胞ホルモンは血管の収縮と拡張をつかさどる脳内神経伝達物質であるセロトニンと深く関わるため、卵胞ホルモンが減少すると血液中のセロトニンも不足します。結果、血管の収縮が困難になり、脳の血管が異常に拡張して痛み物質が発生することによって、片頭痛が起こりやすくなってしまうのです。

更年期による頭痛は、適切な治療とケアを続けることで十分に緩和させられます。頭痛と更年期を関連付けるには、更年期特有のほかの症状も出ていないかを思い浮かべてみましょう🤔。頭痛のほかにも「今までなかったけど、最近体調に変化があった場合、更年期によって体が影響を受けている可能性が考えられるでしょう。症状が悪化しないうちに医療機関を受診し、検査や治療を受けるようにしましょう。

婦人科や内科などで検査をしてくれますよ。

頭痛の場合、『脳腫瘍』『クモ膜下出血』『薬剤誘発性頭痛』『睡眠時無呼吸症候群』といった、危険な病気が隠れているケースもあります😱。命の危険にかかわるリスクも無視できないので、楽観視や放置は危険です。特に「急にひどい頭痛に悩まされるようになった」「頭痛が長引いている」という異変が出ている場合は、勝手に判断せずできるだけすぐに脳神経外科の診察を受けるようにしましょう。

更年期障害 頭痛 簡単にできる対処方法

〈アーユルヴェーダ的 頭痛の緩和に有効だと思われる方法〉

更年期に関わらず、頭痛を緩和するには2つのパターンに分けて対処していきましょう!

  1. 体が冷える、肩・首こりや腰痛などがある、寝不足、寝つきが悪い、休みをとっていない、もともと虚弱体質という人の片頭痛の緩和法

・ゆっくりと湯船に浸かる
・好きな香りのアロマの香りを焚く(ラベンダー、ベルガモット、イランイラン、ローズマリーなどがおすすめ)
・寝る前に1分、ヘッドマッサージをする(その時、耳をよくマッサージしたり、温める)
・大きく深呼吸3回を1日3回行う
・全身のオイルマッサージ(セサミオイルが良い)をする、または受ける
・サスペンスやホラーなど刺激的なテレビや動画を見ない

2.ストレスで怒り😤を溜めている、頭が圧迫されるような痛みがある、血圧が高い、赤ら顔😡である、などに
当てはまる場合の頭痛緩和法

・頭のてっぺんを冷やす(保冷剤などでOK)
・ミント水、コリアンダー水を飲む
・ティートリー、ミント🍃、レモングラス、カルダモンなどス〜っとする香りを嗅ぐ
・口をすぼめて息を口から吸い(冷たい空気が入る)、鼻から吐く(熱い息が出る)3回を1日3回行う
・海🌊や川🏞️などきれいな水のある風景を眺めたり、触れたり、近くを散歩する(プールで泳ぐのも良い)  
・目👀を休める

痛みが続く場合は、専門医などのアドバイスをもとに、自分に合った緩和法を見つけよう!

頭痛は続くと、非常にわずらわしく、何もやる気が起きなくなりますよね😩。
また、湿疹などと違い、目に見える症状ではないため、他の人には気づいてもらえません。
さらに、「疲れや寝不足だろう」と思っていたら、大きな病気のサインだったりもします。

「たかが頭痛」と我慢しないで、特に「痛みが毎日のように続く」「いつもと違った痛みがある」などの場合は、婦人科や内科で検査をしてもらってから、生活習慣の見直しや緩和法を試してみましょうね!

医療機関では、更年期に対する治療法として、『ホルモン補充療法(HRT)』も行われています。生活に支障をきたすくらいの症状であれば、試してみるのも良いでしょう。また、漢方薬を処方してくれるところもあります。自分に合った緩和法を見つけるのは少し時間がかかるかもしれませんが、色々試しながら見つけていきましょう。

更年期経験談・アーユルヴェーダ的緩和法などをもっと詳しく知りたい方は、オンラインカウンセリングをしていますよ。今の症状をお話しするだけでも、心が楽になるかもしれません。

ぜひごちらからご連絡ください。

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その前にご質問などある方は「お問い合わせcontact」からご連絡ください。

 

アーユルヴェーダセラピストMaki