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更年期症状 抜け毛・薄毛について

髪のボリュームが減ってヘアスタイルが決まらない、以前より抜け毛が増えた気がする、毛質も変わり薄毛になってきた…。40代以降に訪れる髪と頭皮の変化に対する悩みも、更年期症状の一つと言われています。今回は、更年期に起こる抜け毛・薄毛の原因やおすすめの対処法についてお伝えします。日々の生活をできるだけ快適に過ごせるよう、ヒントを見つけてください!

更年期はホルモンバランスが変化する時期で、心身にさまざまな変化が現れることがありますが、髪についても同様です。加齢による髪のボリュームダウンは、ターンオーバー周期が28日から45日へと変化し代謝が落ちるため自然なことと言えます。そのため、ボリュームダウンだけではなく、合わせて下記のような症状が出てくる場合、更年期脱毛の可能性があるかもしれません。

・地肌が透けている

・分け目が広がり目立つ

・うねりやパサつきなど、髪質が変化した

・抜け毛が多い(体感として以前より増えた)

・1つの毛穴から生える髪の本数が減った←これはわからないよね〜😆

ヘアサイクルの乱れによって髪の成長が追いつかず、これらのような症状が起こると考えられています。

私が更年期症状出た時も、髪の毛抜けましたよ〜〜〜〜〜😭46歳くらいの時だったと思います。私の場合は、朝起きると枕に抜けた髪の毛が多くある、髪の毛洗った後で乾かした時、めちゃくちゃ抜け毛が落ちている😱という具合。ちょっとびっくりしましたよ!正直💦「なんじゃこりゃ〜〜〜〜!!」って感じ。それと同時に髪の毛の質も変わった感じがします。少し細くなって、ウエーブがかかる感じになりました。私はもともと少し髪にクセがあるのですが、そのクセが強調された感じです。

更年期症状 抜け毛・薄毛のトラブルが起こる原因

抜け毛や薄毛といった髪のトラブルの主な原因は女性ホルモン低下によるものですが、血流低下や生活習慣の乱れ、ストレスといった別の原因が合わさっている場合もあり、また、遺伝の影響が考えられる人もいるのでとても複雑です。男性と異なり、女性は年齢を重ねても、一定の毛量が保たれることが多いとされていますが、更年期に差し掛かると心身にさまざまな影響が現れ、抜け毛・薄毛も典型的な更年期症状と言われています。

抜け毛が進行すると、容姿の変化にともない、「地肌が透けて見えることが気になり人前に出たくない」「髪にボリュームが出なくなったため、セットがうまくいかない」「見た目の変化に気持ちが落ち込んでしまうので鏡を見たくない」など、多くの女性にとって精神状態にも影響を及ぼします。さらに更年期の症状には”情緒不安定”もあるため、頭髪の変化が追い討ちとなってしまうパターンも。

「髪は女の命✨」という皮肉なことばがありますが、いつまでも健康で美しくいたいと願う女性たちにとって、抜け毛症状はなおさら精神的にも生活的にも深刻な悩みになりますね。

先述の通り女性の薄毛は更年期に出る症状としての抜け毛以外にも要因があるため、外見に現れる症状だけで違いを見分けるのは難しいものです。そもそも脱毛症には種類がいくつかあります。

・円形脱毛症状(頭部以外の身体にも脱毛症状が広がっていることがある)

・病気に伴う脱毛症(甲状腺機能障害、鉄欠乏性貧血、婦人科系疾患(卵巣嚢腫や多嚢胞性卵巣など))

・けん引性脱毛症(一方向に髪を縛ったりすることで起きる脱毛)など。

女性の薄毛の原因は複雑なことも多く、病気がきっかけとなっている場合も。治療方法も症状により異なるため、抜け毛が起きた原因を明確にさせることが対処する鍵(キー🔑)となるでしょう。

更年期症状抜け毛・薄毛 簡単にできる対処方法

〈アーユルヴェーダ的 脱毛や薄毛症状の緩和に有効だと思われる方法〉*個人的見解

一つ安心していただきたいのは、更年期による「抜け毛」は一時的なもので、おさまります!
抜け毛をきっかけに髪質が少し変化するかもしれませんが、抜け毛は女性ホルモンが低くなってきても、安定してくれば、抜け毛もおさまる感じがします。実際、体感としては、女性ホルモンがガクン!と下がる時があるようで、その時に抜け毛だけでなく、他の更年期症状もひどくなる気がしました。そしてしばらく、その低くなった状態で安定し、またガクン!と落ちる時がある、といった感じです。

私が一番更年期症状を体験したのは46〜48歳でしたが、50歳を過ぎると症状はほぼなくなりましたし、髪の毛がごそっと抜けたのは、3〜4ヶ月間くらいだったと記憶しています。

アーユルヴェーダ的に、髪の毛や頭皮に良いとされる“ブルンガマラカタイラ“というのがあります。また、そのオイルではなくても、滋養のあるセサミオイルでヘッドマッサージする、という方法はありますが、個人的には髪が抜け始めても、焦らずに3〜4ヶ月は様子を見ても良いと思います。ちょっとびっくりするくらい抜けるので、「このまま全部なくなっちゃうのでは!?😱」と、心配になりますが、そんなことはありませんので安心してください。

できることは、女性ホルモンを活性化するように、大豆製品を多く摂る、骨量を補うためのカルシウム豊富な小魚、乳製品、さらに野菜類やキノコ類、芋類とバランスよく食事を摂り、睡眠を十分に取る、ストレスを軽減する生活に改善するなど工夫した方が、抜け毛のほか、更年期のあらゆる症状に効果がある気がします!

更年期(一般的に45〜55歳位)は人生の半分まできて、体も変化し、疲れが出る時期です。罪悪感を持たず、自分の心身を休ませてあげることが一番重要ではないかと思います☺️

これをきっかけにライフスタイルをガラッと変えてみるのもいいかもしれません👍

自分にあった対策、緩和方法を探そう!

更年期には、「抜け毛」に関わらず、色々な症状が次々と現れる時があります(個人差があります)
事前にそういう時期があると踏まえて、慌てず気にしない努力をしてほしいです。

「お〜、今日は結構抜けてるわ〜笑 」とさらっと受け流してストレスにならないようにすると、自然に落ち着いてきます。気にしてストレスになると、余計抜けたり、薄毛になったりすると思うのです。

この時周りの人も、体の変化を指摘しないでくれると嬉しいです。
「髪の毛薄くなったね〜」「太ったね」「なんかブツブツ出来ているよ」
なんて、言わないで〜〜〜〜〜!!お願い🙏

それでも気になるからケアしたいという方は、様々なヘアケア製品などありますが、現状では、髪を増やすには医薬品を使用するのが一番有効な方法となっているようです。それは商品だけでなく、発毛をうながす治療やホルモン補充療法などもあります。中でも特に「発毛をうながす治療」で使われる”ミノキシジル”という成分は発毛効果が証明されており、使用者の7〜8割は改善されると言われており、発毛剤にも配合されるようになってきています。

また、治療以外の対処方法として、薄毛でお悩みの方にはカツラやヘアウィッグがあり、今はあらゆる髪型に合わせて使用できるおしゃれなものも増えているので、自分の症状や気になり具合に合わせて方法を考えてみるのも良いですよね。

自分にとって気持ちが晴れる方法を探すことが大切です。気がかりを少しでも減らし、更年期症状をできるだけ緩和することで快適な日々を過ごしましょう!

arkakiranah アーユルヴェーダセラピストMaki