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更年期障害 動悸 の原因と対処法は?

動悸は更年期症状の中で、一番不安になった。頻繁に起こるので、病院を受診したが、問題なし。健康診断の心電図でも問題なし。なんでもないことがかえって心配になり、「動悸・息切れ」といえば“救心”だっ!ということで、市販薬を試すことに。動悸はすぐにやみ、救心は効果があり。動悸は視床下部のパニック=自律神経の乱れが原因。自律神経の乱れを落ち着かせるために、おすすめの香りと瞑想法をお伝えします。

動悸の症状について

動悸は更年期症状の中で、一番「生命に関わる病気なのではないか?」と心配する症状だと思います。頭の中に「心筋梗塞」とか「心臓発作」「不整脈」などという言葉が巡ってきて、不安になります😱

「動悸・息切れ・めまい」なんて、CMのうたい文句がありますが、私の経験した動悸は「このような状況の時に起こる」という決まった条件はなく、突然心臓が「トトトトトッ」と音を立てるように、早く鼓動をたてるといった感じでした。数時間も経たないうちに連続して起きる場合もありました。

動悸が起こると一瞬「うっ!」と呼吸が止まるようになり、心臓あたりを手で抑えるようになります。頻度が多い時で、1週間に2回程度だったと記憶しています。何ヶ月かに1度程度のたまに起こるものであればあまり気になりませんが、更年期時におこる動悸はわりと頻繁に起こりました。

これは大変!動脈硬化か?と思いながら、またしても病院へ(すぐに原因追求に行く私(^。^)
最初に受診した時は、医師も、心臓の音を聞いて血液検査をして、問題ないので様子を見ましょう。ということでした。心電図とかとらないのね〜と思いながら、様子を見ることに。

まぁ、様子を見てもすぐにおさまるわけではありませんよね。引き続き「トトトットトットトト、うっ」「まただ、本当に大丈夫なのかな?」と思う日々。見えない部分だから怖いですよね。そうこうしている間に健康診断の日がやってきました。おっ、これはちょうどいい。心電図も取るし、問診で医師に相談もできる。ということで結果は————「なんでもな〜い」です(なんにも出ないんかい!🫱)

こんなに「トトトト」いっているのに、なんでもないのかが逆に心配になる。何かせずにはいられない。そうだ!「動悸・息切れ」といえば“救心”だっ!ということで、市販薬救心を試すことに。(なんでも試す人なのです)すると、救心ってすごい!あんな小さな玉なのに、動悸はすぐにやみ、処方通り飲んでいるうちは動悸が発症しませんでした。しかしこのまま飲み続けるのもどうだろうか?と思い、救心は効果があるのを確認してストップ。心電図などに異常が現れない限りは様子を見ることにしました。

同時に息切れも起こる場合が多いようです。しかし息切れは私も起きていたと思いますが、年のせいだな体力無くなったな、運動不足だな、で済ませていたような気がします。

動悸が起こる原因

女性ホルモンは、脳の視床下部によってコントロールされていますが、更年期になると卵巣の機能が衰え女性ホルモンの分泌がうまくできなくなります。
卵巣の機能が低下・停止しているのにもかかわらず、視床下部は「女性ホルモンが減った」という情報をもとに性腺刺激ホルモン(卵胞を発育させ、エストロゲンやプロゲステロンなどの女性ホルモンの産生に関わるホルモン)を出し続け、ついには視床下部がパニックに陥ってしまいます。
視床下部は、自律神経や免疫系の中枢でもあるので、自律神経のバランスも崩れてしまいます。
自律神経は、拍動や呼吸などをコントロールしているため動悸や息切れなどの症状が引き起こされてしまうのです。

https://ko-nenkilab.jp/symptom/palpitation.html

更年期ラボ より抜粋・引用 監修:野崎ウイメンズクリニック 野崎 雅裕 先生

またしても自律神経の乱れか〜、脳がパニくるのが原因というパターン、多いのよね^^;

もう少し体の機能と脳が連携プレーしてくれると良いのですけど。要は体の機能的には「もう卵作らないよ〜」と卵巣が言っているのに、脳は「卵作るのにホルモン出さなきゃ!」と思ってホルモン出し続けてパニくる。そうなると自律神経が乱れて動悸・息切れになるということですね。

しかし更年期性の動悸息切れではない場合もあるので、注意しましょう。突然の動悸や息切れは、高血圧や心不全、甲状腺機能亢進症など別の病気が考えられるため、やはり一度は専門医へ相談し検査を受けたほうが良いですね(原因追求は大切(^o^)

動悸の対処法

動悸の対処法はあまり多くはありませんが、下記に挙げておきます。

①腹式呼吸をする

鼻から息を吸ってお腹を膨らませます、ゆっくり吐いていきながらお腹をへこませていきます。これを何度か繰り返しましょう。

②生活リズムを見直す

決まった時間に起床、食事、就寝というように、変動しないリズムに整えていきましょう。

③熱くないお風呂に浸かる

自律神経を整え、リラックスして眠りにつけるように、ぬるめのお湯にゆっくり浸かりましょう。

④コーヒーやお茶、タバコ、お酒を控える

カフェインが含まれる飲料の飲み過ぎや、タバコ、お酒などの飲み過ぎは自律神経を乱す要因となります。飲む回数を減らしたり、カフェインレスのものに変えたりしてみるのもよいでしょう。

アーユルヴェーダで出来る予防法

動悸・息切れの原因となっている自律神経の乱れを落ち着かせるためには、香りの力をかりることもおすすめします。アロマの香りとともに深呼吸するのは、非常に効果的です。

また、瞑想や呼吸法もおすすめしています。(呼吸法は今度ね!)
瞑想は楽な姿勢で座り(イスに座っても大丈夫)、背筋は伸ばして肩の力を抜いて、目を軽く閉じ、鼻から吸って鼻から吐く自然の呼吸をしていきます。自分の呼吸している音に集中して、何か頭に思考が浮かんでも、そこに意識を向けず、頭の中からそれがなくなるのを待ちます。時間は長くなくても、自分が気持ちよくできる時間(数分でもOK)で良いです。

ご自宅でも、公園など自然の中で行っても良いですね。自宅で瞑想行う時、私はサンダルウッドのお香を焚いてリラックスしながら行います。皆さんもご自分の好きな香りをくゆらせて、静かな時間をもうけてみてください。

香りの力で脳をリラックス 自律神経を整えよう!

いくつかの“香り”が自律神経へ影響を及ぼし、副交感神経を優位にしてリラックスさせたり、交感神経を

優位にしてシャキッとさせたりすることは立証されている。

中でもラベンダーが自律神経へ及ぼす影響は広く知られており、リラクゼーション効果があることも立証されています。

https://www.kansai.ac.jp/pdf/kuhs_kiyo_06/14_br_yurugi.pdf

ラベンダーの香りと神経機能に関する文献的研究 関西医療大学大学院 保健医療学研究科 関西医療大学 保健医療学部 臨床理学療法学教室

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気分が安定しない時・不安な時・食欲が落ちた時・よく眠れない時などにご使用ください。ベルガモット効果:抗鬱 殺菌 食欲増進
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