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更年期障害 イライラの原因と対処法は?

「イライラする!」日常のイライラと更年期のイライラの違いは、自分で感情のコントロールが効かなくなる、イライラと落ち込みの気持ちの差が大きいと感じました。「セロトニン」の減少と「エストロゲン」の急激な減少、また、自律神経の乱れに起因し、食事や良質な睡眠の取り方、自律神経を整えるアロマをご紹介していきます。怒りや不安を鎮静させる方法に取り入れてみてください。

更年期障害 イライラの症状

「イライラする!」という感情は更年期でなくても、日常である感情ですよね。ではその日常のイライラと更年期のイライラはどのような違いがあるのでしょうか?

もちろん、私も更年期の症状でイライラしました。でも普段のイライラと違った点は、イライラ度が普段より大きく、気持ちがなかなか落ち着かないということ、その後の落ち込みが激しいということです。

イライラするのは、何かに怒りを覚えるからでした。わけもなく「なんかイライラする」ということではなく怒りの原因があり、それに対して怒った後、「自分なんて…」とか「もうどうでもいい」または「何であんなに怒ったのだろう」といった、非常に否定的な感情が湧き上がってきて、その気持ちはなかなか落ち着かなかったのです。

普段であれば、怒っても反省し、どうして怒ったのか相手にきちんと伝えて解決に向かえるものが、更年期の場合、怒りはすぐにやまず、それなのに相手にうまく伝えられずに、ずっと自分の中でもんもんとして、自己否定感と怒りが交互にやってきました。自分が情けなくて情けなくて号泣して、しゃくり上げて泣き止まなかったこともありました。このようなことは、今までになかったことです。

このように、自分で感情のコントロールが効かなくなる、イライラと落ち込みの気持ちの差が大きいのが更年期の「イライラ」だと思います。

私の場合は「怒ってイライラ」でしたが、原因はない、不安な気持ちでイライラするなど、さまざまなパターンがあると思います。

イライラが起こる原因

イライラが起こる原因として、「幸せホルモン」とも呼ばれる精神を安定させる「セロトニン」というホルモンの減少があります。セロトニンの生成には女性ホルモンのエストロゲンがかかせませんが、更年期時にはこの女性ホルモンが急激に減少するので、必然的にセロトニンの生成も低下してしまうのです。

もちろん、女性ホルモン エストロゲンの急激な減少により、脳の視床下部がパニックを起こし、自律神経が乱れることにも起因します。

すると、感情のコントロールができなくなり、前は気にならなかったことや、笑って済ませられたことに急にイラッとしたり、突然落ち込んだり、笑うことが少なくなっていたりするのです。

また、このような感情のコントロールがうまくいかない時期に、ストレスの原因となるものが重なると、イライラに拍車をかけるのは言うまでもありません。逆に言うと、原因がなければ、イライラは最小限にとどまります。外的要因がなければ、あとは自分自身に「イライラのもと」を見つける以外にないからです。ですから、ストレス要因がどれだけあるかによっても、症状の個人差は出てくると思われます。

私の場合はこの時期にちょうど新しい事業を起こしたばかりで、非常にストレスフルな状態にありました。だから余計にイライラが誘発されたと分析しています。

そういえば、主人と喧嘩して3日ほど家出したこともあったっけ ^^;
その間、快適一人ホテルライフを送ってゆっくりできましたけど(←ホテルステイ大好き人間)

簡単にできる対処法は?

カルシウム(感情の安定に効果)、ビタミンC(ストレスによって消費される)を摂りましょう。
サプリメントで摂るのもよいですが、カルシウムは牛乳やチーズ、ヨーグルト、骨ごと食べられる小魚や
豆腐、納豆などの大豆製品などが多く含みます。ビタミンCはパプリカ、ブロッコリー、ケール、
モロヘイヤ、カボチャやジャガイモに多く含まれます。

○「幸せホルモン」セロトニンを作る材料 必須アミノ酸トリプトファンを含む食事をしよう。
上記の乳製品や大豆製品にも含まれますが、セロトニンの合成には炭水化物やビタミンB6も必要なので
 炭水化物抜きダイエット」はこの時期しないでね!色々食べるのはめんどくさーい!という時は
 バナナ🍌を召し上がれ💖

良質な睡眠をとるために、ヘッドマッサージがおすすめ
毎日ぐっすり眠れます。と、いう方は良いですが、更年期はアーユルヴェーダ的に言うと、
「動く・冷たい・乾燥する」VATA(ワータ)というエネルギーが誰でも多くなってきます。
このエネルギーが高くなりすぎると自律神経が乱れ、睡眠の質も落ちます。
寝つきが悪い、眠りが浅い、目覚めが悪いなどです。良い睡眠がとれないと、イライラも起こりやすいので
寝る前に5分ヘッドマッサージをしましょう。耳周りも行うと効果的です。

アロマお香の香りでリラックス
自律神経を整えるのに効果的です。お好きな香りを楽しむのが一番良いですが、おすすめは以下です。

・「怒り」を伴うイライラの場合—–ペパーミント・スペアミント・ティートゥリー・サンダルウッド

・「不安」を伴うイライラの場合—–ラベンダー・ベルガモット・ジンジャー・ローズウッド

・お香—-サンダルウッド

その他、ゆっくりと散歩して太陽の光☀️を浴びましょう。セロトニンが活性化されます。

一人になる時間を持とう

前述したように、私は感情のコントロールがうまくいかなくなった時、一人になる時間を持ちました。
まぁ、ホテルに宿泊までしなくても良いですが(苦笑^^;)30分お気に入りのカフェで、ハニーカフェラテを飲みながら(こういう時は少し甘め+ミルク入れて)ゆっくりするだけでも、気持ちが落ち着きます。

「誰かそばにいてほしい」と思う人は、友達と会って話をするのもよいですね。しかし「人の些細な言動が気になる時期」でもありますので、会って、かえって落ち込むことにもなりかねませんのでご注意を。

どこかに出かけなくても、家に誰もいない時間帯があるなら、アロマキャンドルをたいて瞑想するのもおすすめです。自分の呼吸だけに集中して(キャンドルの灯の揺らぎに集中してもよし)今ある自分をいたわってあげてください。

アロマ入りのボディオイルでボディーマッサージするのも良いですね。アルカキラナでは、更年期時の「怒り」を伴うイライラ、「不安」を伴うイライラを鎮静するボディオイルがございます。入浴後、しっかり乾いた肌にオイルを塗り入れていきましょう。ヘッドマッサージにもお使いいただけます。頭皮につけて、指の腹を使っておでこから頭頂、後頭部へ、耳周りもマッサージしましょう。

「不安」を伴うイライラの方へ

SYNERGY OIL Body & Mental VATA 50ml ¥4,950

「怒り」を伴うイライラの方へ

SYNERGY OIL Body & Mental PITTA 50ml ¥4,950

アルカキラナ サロン

参照・引用

更年期ラボ https://ko-nenkilab.jp/symptom/irritability.html

OZmall   https://www.ozmall.co.jp/healthcare/hormone/menopause/article/28458/