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更年期障害 頻尿について

季節や環境を問わず、トイレに行く回数や尿漏れを気にしながら過ごすのは、とても不快且つ不便ですよね。そんな生活の質を低下させる「頻尿」は、ホルモンが関係することもあるので、更年期障害の一つの症状としてもよく聞かれます。そこで今回は、頻尿になるしくみと原因、また経験者としても実感のあった有効策についてお伝えします。日々の生活から煩わしさを減らし、できるだけ快適に過ごすヒントを見つけましょう!

更年期と頻尿って関係あるの?」と、思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、女性ホルモンが低下していくと「トイレが近くなった」「トイレに行く回数が増えた」「尿が漏れる」といった症状がみられる人も多いものです。更年期でなくても、これらの症状は一般的に「過活動膀胱」という病名がついています。

もちろん、私もなっていますよ、頻尿😩しかし私が最初にこの症状を経験したのは、子宮腺筋症という病気の治療に使用したリュープリンという排卵を止める薬(注射)の影響でした。これは「偽閉経(ぎへいけい)療法」という一時的に閉経のような状態にする療法なので、その頃私はまだ30代でしたが「閉経」を一時的に経験することとなったのです。

その偽閉経(ぎへいけい)状態での副作用はひどく、コップ一杯の水を飲んだら15分後にはトイレに行きたくなる、といった具合でした。医師に相談するも、「治療をやめたら治るから」(治療は半年)と言われ我慢しましたが、結局治療が終わっても、100%以前のような状態には戻らず、「トイレが近い」状態は続き、そのうちに“本当の更年期”を迎えたのでした😱

そもそも女性ホルモン(エストロゲン)というのは、体の「内膜」を作るのに関係しています。正式には言い方が違うのかもしれませんが、実態感としては「体の内膜がすべて薄くなった感じ」になりました。
膜が薄くなると、いわゆる「知覚過敏」状態になって、膀胱に尿が少しの量しか溜まっていなくても、周りの神経が過敏に反応して「トイレに行きたい!」となるようです。

しかし、「本当の更年期」ではなかった30代に、治療をやめても復活しなかったのはなぜでしょう?
その状態を「脳が覚えてしまった!」ということでしょうか!?

とにかくホルモンというのは、脳下垂体に影響を及ぼし、粘膜の生成にも関連してくるので、更年期には色々な側面から「頻尿」になる原因が作られるのですね。

更年期障害頻尿が起こる原因

前述したように、更年期の頻尿は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少が原因と考えられています。エストロゲンが減ると尿道の粘膜がうすくなり、膀胱や尿路周辺の粘膜が萎縮して、知覚過敏となり頻尿を引き起こします。また加齢による骨盤底筋、膀胱周りの筋肉のゆるみなどが原因で、子宮筋腫のある人は、筋腫が膀胱を圧迫して頻尿になる場合もあるようです。

このような状態になると、頻尿と同時に、抑えきれない尿意が起こる切迫性尿失禁がおこる人も多いようです。

男性の場合もまた、男性ホルモンであるテストステロンの低下によって、女性と同じく更年期症状に「頻尿」が挙げられます。

「頻尿」の原因は更年期によるものではなく、ストレスなどの心因性のものや、糖尿病、脳疾患、膀胱炎、男性の場合は前立腺肥大などが原因であることもあるので、一度検査してみることも必要ですね。

更年期障害頻尿簡単にできる対処方法

・コーヒーやビール、お茶など利尿作用のある飲み物を控える
・ストレスを溜めないようリラックス

・骨盤底筋を鍛える

などの対処法が一般的にありますが、実際どれも根本的な改善には遠い対処法に思います。
「そんな簡単な方法で改善できれば、こんなに悩まないさ!」というのが本音😅

頻尿は生活の質を低下させ、自由に動く力と気力を奪い、それによってストレスがかかるという悪循環になるものです(経験者は語る🤔)。生活に支障をきたすほどの状態であれば、やはり泌尿器科や婦人科などの専門医を受診することをおすすめいたします。

「まずは」ということであれば、市販の「頻尿」を和らげる漢方薬などもでていますので、それを試してみるのも良いかもしれません。(関連文 下述)

実体験として、解熱鎮痛薬でもあるロキソプロフェン(ロキソニン)を飲むと、トイレが遠くなりました。
実際、どうしても途中でトイレに行けそうもない日などはロキソニンを飲んでいくことがあります。

ただし、どのようなメカニズムなのか、副作用、飲んで良い頻度などを知っておく必要があるでしょう。

興味深いロキソプロフェン(ロキソニン)に関しての記述がありましたので、添付しておきます。

頻尿の治療 山梨大学泌尿器科教授 武田正之先生

軽視できないわずらわしさ! 頻尿

頻尿って「トイレが近いだけでしょ!?」 と、思えたら幸いですが、「いつでもトイレを探している自分に気づく」旅行や遠出、車の渋滞、何時間もトイレに行けない状態を常に心配して日常を送るのは、とても疲れてしまいます😥本人が感じる以上に精神的に疲弊し、行動範囲を狭めていることも多いと思います。

「生活の質」を著しく低下させる「頻尿や尿失禁」は、自分が明るく快適に過ごすために少しでも症状を緩和させておきたいもの!もちろん完治させられたら最高ですが、加齢やストレスによって女性ホルモンが低下しておきる「頻尿」は、完治させるのは難しいと考えます。

でもだからと言って、諦めるのは悲しいですよね。私も色々な方法を試してみました!

そこで個人的に有効だったものと、有効ではなかったものを参考までにお伝えします。もちろん、個人差もありますし、人によってどれが有効かは計り知れませんので、あくまで参考にしていただいて、有効な

「頻尿緩和手段」を探してくださいね。

<頻尿緩和に有効だったもの>*個人的見解

  1. ロキソプロフェン(ロキソニン)錠剤薬 (一番効果的!)
  2. 八味地黄丸(漢方) (最初は効果的だったのですが、だんだん効果が薄くなったように思います。また、市販されているメーカーによって効き目が違うようにも思います。)
  3. 体(特に下半身)を冷やさない  (地味だけど有効😀)

<頻尿緩和にあまり有効ではなかったもの>*個人的見解

1. 骨盤底筋体操 (続けてないからかな〜?)

2. 縮んだ?膀胱に食塩水を入れて、膨らませる施術(手術) 
(泌尿器科に相談に行ったらやることになったけど全く効果なし・30代「偽閉経療法」ののちに頻尿になり行ったもの)

3.牛車腎気丸(漢方) (体力がなく、四肢が冷えるタイプの人には有効かも。)

<アーユルヴェーダ的 頻尿緩和に有効だと思われる方法>*個人的見解

○アヴィヤンガ—クシーラバラータイラというオイルで、特にお腹や腰をマッサージし、その後温め浸透させる。

○シロダーラ・ヘッドマッサージ—–自律神経を整えるので、特に心因性の頻尿には有効かと思われます。

 (シロダーラは施術中トイレに行けないので、長時間だと不安になる人は20分位でお願いするとよろしいかと思います。)

○呼吸法・瞑想—更年期による女性ホルモン分泌低下で、乱れたホルモンバランスや自律神経を整えるのに有効。

アルカキラナのトリートメントで心身を整えよう!*シロダーラは行っておりません
アヴィヤンガ施術中は トイレ行き放題!!😄安心してお越しください。
https://arkakiranah.world/ayurveda-treatment/